セミナー紹介

2020.06.11

令和2年8月2日(日) 10時~17時(開場9時半)

【オフライン】 フレクション・ドロップベッドテクニック Ⅰ 

令和2年8月2日(日) 10時~17時(開場9時半)

1、ドロップベッドの目的と効果
2、上位交差性症候群へのドロップテクニック
3、姿勢改善・呼吸改善(猫背矯正)へのドロップテクニック
4、フレクションベッドの目的と効果
5、腰椎屈曲障害(椎間板障害)へのフレクションテクニック
6、フレクションベッドと物理療法
6、質疑応答

 

【オンライン】 フレクション・ドロップベッドテクニック Ⅰ

令和2年8月2日(日) 
 PART1 10時~12時  

ドロップベッドの目的と姿勢改善・上位交差性症候群へのドロップテクニック

PART2 13時半~15時半 
フレクションベッドの目的と屈曲障害へのフレクションテクニック

 

フレクションベッドは、コックスベッドとも呼ばれ、腹臥位や仰臥位で受動的に自由に脊柱に屈曲や伸展や側屈が出来ます。脊柱へのCPM(continuous passive motion)動作を行う事により効果的に脊柱や椎間板のモビリゼーションを行う事が出来ます。

フレクションベッドは使い方が良く分からないという理由で敬遠されるケースが多く見られますが、腰椎の屈曲障害、伸展障害の鑑別さえできれば、使用方法は難しくなく、悪化した椎間板症や脊柱管狭窄症などへの治療効果も非常に高いです。ヨーロッパ、アメリカではフィジカルセラピストの多くがフレクションベッドを使用しています。特に、フレクションベッドは手技療法や物理療法や鍼治療と組み合わせることで、治療効果が格段に上がります。

座位や仰臥位で行われる牽引と比べても、フレクションベッドは動かしたい椎間の動かす大きさや強さを細かく調整できるため、高い牽引・除圧効果が期待できます。今回は、腰椎屈曲障害と呼ばれる椎間板ヘルニア、椎間板症に対するフレクションベッドの基本的な治療効果と使用方法をご紹介させて頂きたいと思います。

ドロップベッドは、別名トムソンベッドとも呼ばれ、トクソンテクニックといわれる体系化されたテクニックを基に脚長差を見ながら決められたパターンで猫背矯正や骨盤矯正などを行っていくのが一般的です。

しかしながら、トムソンベッドは整骨院ではグループ展開されている院を中心に「猫背矯正」や「骨盤矯正」などの名目でパターン化されたアジャストを行い、回数券を購入し継続治療を行うような使用方法が広がってしまっているため、マイナスのイメージを持たれている患者さんも多く、トムソンベッドの本来の目的や意義が伝えられていない気がします。

ドロップベッドは、筋・関節両方に使用する事が出来ます。関節に対しては関節反射を利用し関節の可動性・安定性を変えていきます。筋に対しては、筋紡錘や腱紡錘からの反射を利用して筋の柔軟性や安定性を変えていきます。脊柱や骨盤だけでなく、どの関節、筋肉に対しても使用することが出来ます。

何を目的に何に対してドロップベッドを行うかを患者にきちんと説明し、関節可動域の変化や、筋出力の変化を治療前後で評価し、患者に感じてもらう事でドロップベッドの満足感、納得度は格段に上がります。

筋・関節の可動性・安定性を改善していく事で、同時に上位交差性症候群や下位交差性症候群等の機能障害を改善していく事が出来ます。そして結果的に「猫背矯正」や「骨盤矯正」に繋がっていきます。今回は一般的に猫背矯正と言われる上位交差性症候群に対する機能改善の為のドロップテクニックをご紹介させて頂きたいと思います。また、胸郭~肩甲帯へのドロップにより胸郭の可動性と横隔膜の機能を改善させ、呼吸・姿勢を改善していく様なアプローチをご紹介させて頂きたいと思います。

今回、次回の全2回でフレクションベッド・ドロップベッドの基本と応用をご紹介させて頂きたいと思います。オフラインセミナーではフレクションベッド、ドロップベッドを3人~4人で1台使用して頂けるようにご用意させて頂きますので、初めて使用される先生、初心者の先生も安心してご参加ください。

ご興味のある方はぜひご参加下さい。

 

【オフラインセミナー開催場所】
下高井戸ヒーリングプラザ

〒156-0043
世田谷区松原3-40-7 パインフィールドビル702   
TEL03-6379-2069

京王線・世田谷線 下高井戸駅北口下車徒歩3分
詳しくはホームページ地図をご覧下さい。

http://www.team-s-hp.com

【オフライン料金】
一般の方20,000円   学生の方10,000円

【オンライン料金】
PART① 5,500円   PART② 5,500円
終日10,000円

【オフライン・オンラインお問い合わせ・お申し込み】
お電話もしくはメールにてご連絡ください。

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日本メディカルアート協会 宛